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ごあいさつ
 教授からのご挨拶
                 社会医学講座公衆衛生学部門 教授 三浦克之

 21世紀の医学は予防医学が中心となっていくことが予想されています。わが国を含む先進各国では循環器疾患や癌など生活習慣病の予防が大きな課題です。公衆衛生学(public health)は人間の健康を集団として衛り、疾病を予防するための科学であり、そのために私たちは疫学(epidemiology)という研究手法を用います。
 当部門は前任の上島弘嗣教授の時代から、循環器疾患・生活習慣病の予防のための疫学研究の分野で日本と世界をリードし、数々の重要なエビデンスを創出してきました。大規模な人間集団を対象とする疫学研究は多大な労力と長い時間を要するものですが、これまで国内・国外の多くの共同研究者とともに数々の研究を作り上げてきました。NIPPON DATA、INTERMAP、HIPOP-OHP、ERA-JUMP、高島研究、JALS、EPOCH-JAPAN、APCSCなどなど、詳しい研究内容はこのホームページをぜひご覧下さい。
 わが国および世界における疾病構造や生活習慣・生活環境が時々刻々と変化する中、公衆衛生学・疫学の果たす役割は今後ますます大きくなると考えます。当部門で継続してきた疫学研究をさらに発展させるとともに、予防医学の将来を担う医師・医学研究者の育成を目指してゆきます。
 中国では古来「上医医未病病(上医は未だ病まざる病を医す)」と言う言葉があります。ともに予防医学研究に取り組んでくれる若い人の参加を心から待っています。

2010年1月31日