滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学

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第32回日本高血圧学会総会
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 滋賀医科大学社会医学講座
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最近の発表論文から    <No.78 (H21.12.08)>   
       血清レプチンと血圧の関係--日本およびハワイ在住の日本人における研究
Nakamura Y, Ueshima H, Okuda N, Murakami Y, Miura K, Kita Y, Okamura T, Turin TC, Rodriguez B, Curb JD, Stamler J; International Study of Macro/Micronutrients and Blood Pressure, Japan and Hawaii Research Group.
<目的と方法
 肥満は心血管疾患発症と死亡を増加させる。その少なくとも一部に肥満による血圧上昇が関与している。動物実験ではレプチンと血圧の関連は明確に示されているが、ヒトでの検討では結果に不整合がある。今回、遺伝因子は等しいが生活習慣の違いにより肥満度が大いに異なる(BMI: 17〜47 kg/m2)日本在住日本人とハワイ在住日系米人計416人を対象として肥満、血清レプチンと血圧の関連について検討した。
<結果>
 血清レプチン濃度別に4群に分けると、男女、日米どの4群内でも血清レプチン濃度が高くなるとBMI、収縮期血圧、拡張期血圧は増えた。平均年齢には変わりがなかった。性別調整の部分相関解析を行うとBMI、対数変換レプチン濃度、収縮期血圧、拡張期血圧のそれぞれの間で有意な関係があった。重回帰分析を用いて収縮期血圧および拡張期血圧に及ぼすBMI、対数変換レプチン濃度とその他の交絡因子の影響を検討すると、BMI、対数変換レプチン濃度共に収縮期血圧および拡張期血圧に対して独立に影響を与えることが判明した。
<結論>
 
レプチンは肥満により誘導される血圧上昇の重要な一介在因子であると想定される。さらに肥満にはレプチンを介する以外の血圧上昇作用があることが判明した。
(文献:Relation of Serum Leptin to Blood Pressure of Japanese in Japan and Japanese-Americans in Hawaii: The INTERLIPID Study.Hypertension 2009 Dec;54(6):1416-22.)
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2010.04.01 教室スタッフの異動がありました。→Staff(教室員の紹介)ページへ
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2009.12.08 TOPページの 『最近の発表論文から』 のコーナーを更新しました。
2009.12.01 教授に三浦克之が就任し、新しい教室がスタートしました。→Staff(教室員の紹介)ページ
2009.10.05 第32回日本高血圧学会総会は無事終了しました。
2009.09.18 TOPページの 『最近の発表論文から』 のコーナーを更新しました。
2009.09.01 TOPページの 『最近の発表論文から』 のコーナーを更新しました。
2009.09.01 Staff(教室員の紹介)ページを更新しました。

お知らせ
 当講座では、県内の市町村や事業所で健康教育や保健指導に従事している保健師さん、栄養士
   さんを対象に、地域保健の現場で問題になっていることをいっしょに話し合って公衆衛生の向上を
   目指すための研究会『びわこ健康づくり研究会』を開催しています。 
   平成22年度第1回の開催は8月26日(土)です。
           皆様の参加をお待ちしています。 →詳細はこちら

 昨年開催された第32回日本高血圧学会総会の学会報告「日本高血圧学会2009」 特別企画 「日本のエビ
   デンスをつくる:JALS」が循環器疫学サイトepi-c.jpに掲載されました。
 Medical Tribune2009年11月5日号に第32回日本高血圧学会(総会:10月1〜3日大津市で開催)特集が
   組まれ、
     ●名誉教授上島弘嗣(生活習慣病予防センター特任教授
     ●准教授三浦克之 ●特任助教長澤晋哉  ●特任助教高嶋直敬 
   の記事が掲載されました。 
(→記事紹介のPDF) 
 客員教授中村保幸の「肉の摂取とADLの関係」(NIPPONDATA)関する記事がREUTERS(→リンク)に
   掲載されました。      

 
日経メディカル2009年6月号において准教授三浦克之のINTERMAP研究に関する記事が掲載されました。
    特集 循環器疾患のリスクマネジメント
        Part1 日本人の食塩摂取  
減塩の難しさが改めて浮き彫りに  記事はこちら PDF 
 第45回日本循環器病予防学会・日本循環器管理研究協議会総会(6月5-6日横浜開催)(YIA)Young
   Investigator's Award
にて特任助教高嶋直敬が最優秀賞を受賞しました。
    
演題:喫煙による循環器疾患の過剰死亡はメタボリックシンドロームより大きい−NIPPON DATA90−
 第9回臨床血圧脈波研究会(5月30日大阪開催)において特任助教高嶋直敬が
高得点演題 最優秀賞
   受賞いたしました。(発表は門田文客員助教)
    
演題baPWVは地域住民において将来の総死亡を予測するか?高島コホートより
 名誉教授上島弘嗣が朝日新聞のインタビューを受けました。(INTERMAP研究関連)
     平成21年5月25日朝日新聞(夕刊) 
「食の健康 塩@節酒減少 血圧も下がった」  PDF
     平成21年6月01日朝日新聞(夕刊) 
「食の健康 塩A9割 加工食品からの摂取  PDF
 



 その他のご紹介

  わが国における循環器疾患の代表的なコホート研究の一つとなった        
  NIPPON DATA
のすべての知見をわかりやすく記述した本が出版されました。   

  ★ 広く国民の循環器疾患対策に日々従事している方々にとってのわかりやすい
    入門書かつ専門書となるようにと願っています。
 上島弘嗣編著
    NIPPON DATAからみた循環器疾患のエビデンス
 
                        出版:日本医事新報社
NIPPONDATAエビデンス表紙

   「日循協認定生活習慣病改善保健指導士制度」特定保健指導のための研修会のご案内
     詳細はこちら